先輩からのメッセージ

病院薬剤師としてこれから働く方々へ

患者さんに安全で効果的な薬物療法を提供することが薬剤師の使命です。国立病院機構では、やりがいを持って働くことができ、充実した教育システム、他職種でのチーム医療活動により、薬剤師、そして医療人として大きく成長できます。ぜひ一緒に国立病院薬剤師として働きましょう!


先輩からのメッセージ

病院薬剤師2年目として

宮崎東病院 薬剤師
森澤 亮太(平成26年度入職)

 当院は、大きな国立病院と比べ薬剤師の人数は少ないですが、肺癌や結核、神経難病など様々な疾患に関わる機会があり勉強になります。チーム医療も盛んに行われており、私はICTの一員として、感染制御専門薬剤師の取得を目指し活動しています。
 将来がまだ明確でない人も、一緒にやりたいことを見つけてみませんか。


がん専門薬剤師として

別府医療センター 主任薬剤師
鳥山 陽子(平成18年度入職)

 がん専門薬剤師として、医師や看護師など他職種と協働してがん薬物療法に関わっています。がん薬物療法の適正化という面で薬剤師の担う役割は多岐に渡ります。その中にはレジメン管理や副作用対策の標準化、スタッフ教育、患者への指導があります。更に実際の患者とのやり取りのなかで判明した副作用に対する処方提案、その後のフォローも重要です。
 新しい薬剤が次々と承認されるので日々の研鑽は欠かせませんが、患者さんからの「ありがとう」にやりがいを感じて日々業務に取り組んでいます。


結婚・出産を経験した薬剤師として

嬉野医療センター 主任薬剤師
植村 ちひろ(平成19年度入職)

 2013年に出産し、ただいま子育て真っ最中です。出産や育児に関する制度が色々と整備されており、院内保育園や時間短縮勤務等を活用しながら働いています。
 私自身、がん薬物療法認定薬剤師という資格を有していますが、復職後も、その資格を活かして外来治療センターでの指導をしています。仕事に育児にと決して楽ではありませんが、充実した日々を過ごしています。


行政を経験している薬剤師として

厚生労働省保険局医療課 主査
高崎 紘臣(平成21年度入職)

 4年前に出向し、現在、厚生労働省保険局医療課において、病院・薬局薬剤師関連の診療報酬改定や薬価改定、新薬及び後発医薬品の薬価算定業務に携わっております。
 国立病院機構では、現場で働く他に、希望すれば行政の視点から医療を学ぶことも可能です。様々な立場から医療の世界を眺めることができる国立病院機構はチャンスの多い職場と思います。


病院薬剤師2年目として

長崎川棚医療センター 薬剤師
中原 萌子(平成30年度入職)

 私が現在勤務している長崎川棚医療センターは、「神経難病の九州地区の基幹病院」と「地域医療支援病院」の2つの機能を有しています。神経難病の基幹病院としては、ALSや筋ジストロフィー等の疾患を多く扱っており、日々臨床の現場で実際に患者さんに接し、チーム医療の一員として多くのことを学んでいます。当院は中規模の病院で、他職種と近い距離で連携を図ることができ、チーム医療の中で薬剤師として必要とされることにとてもやりがいを感じています。
 NHOでは1年を通して様々な研修会が開催されています。内容は多種多様で、研修を通して他施設の業務を経験する機会やジェネラリストとして幅広い知識を習得できる機会があるのが特徴だと思います。また認定・専門薬剤師の資格習得や学会発表などのサポートも充実しており、薬剤師としてスキルアップできるとても良い環境だと思います。
 頼れる先輩もたくさんいます!NHOで病院薬剤師として一緒に働いてみませんか。


臨床現場に求められる薬剤師として

熊本医療センター 主任薬剤師
井上 大奨(平成19年度入職)

 皆さんは病院薬剤師の仕事についてどのようなことをイメージされるでしょうか。調剤やベッドサイドでの服薬指導をイメージされる方は多いかと思います。現在ではこれらの業務にプラスして臨床の様々な現場で薬剤師が活躍しています。
 私の関わっているものを例に挙げると手術、感染、災害の分野があります。手術室では麻薬の管理や外来での術前面談を行い安全な手術室運営に貢献をしています。感染対策チームでは抗菌薬の使用状況の確認や処方提案を行い抗菌薬の適正使用に貢献しています。災害派遣医療チーム(DMAT)にも従事しており、熊本地震でも活動を行いました。私の経験したもの以外にもがんや栄養、精神疾患、緩和治療など多くの分野で薬剤師が活躍しています。
 このように国立病院機構では様々な臨床現場で薬剤師が活躍しており、薬剤師としての力を十分に発揮できる環境が整っていると思います。


がん専門薬剤師として

九州がんセンター 主任薬剤師
衛藤 智章(平成19年度入職)

 私は上司や先輩薬剤師からのご指導と同僚たちの協力のおかげで、九州がんセンターで勤務しながらがん専門薬剤師の資格を取得することができたことに大変感謝しています。
 さて、私たち薬剤師はお薬の投与量確認や、患者さんへの服薬指導だけでなく、抗がん薬による副作用を予防・軽減するための支持療法薬などを適正に使用するため、医師へ最新の情報に基づいた処方提案をしています。また院内のレジメン管理、他のスタッフへの教育、臨床研究など多岐に渡る業務も行っています。一方で私たちが日々接している患者さんはさまざまな不安を抱えながら治療を受けられています。以前、私が服薬指導をした患者さんの中には「ありがとう。あなたの言葉を聞いて安心しました。」と言ってくださった患者さんがいました。私たちはそんな患者さんの気持ちに寄り添い、誰からも必要とされる薬剤師になるため、皆さんと一緒に実践していきたいと思います。


ママさん薬剤師として

宮崎東病院 主任薬剤師
尾之内 喜美子(平成21年度入職)

 私は出産前に産前休暇、出産後は産後休暇と育次休業を取得し、子供が1歳3か月の時に職場復帰しました。現在は育児短時間勤務制度を活用しています。
 国立病院機構では「仕事と子育ての両立支援プログラム」が定められており、仕事と子育ての両立に悩むことがないよう様々な制度が整えられています。
 国立病院機構にはその制度を上手に活用してそれぞれのライフスタイルに合った働き方をしているママさん薬剤師が大勢います。悩んだ時はいろいろな先輩の意見を聞いて参考にしてみてください。


行政を経験している薬剤師として

厚生労働省医薬・生活衛生局 主査
上田 和明(平成23年度入職)

 3年前に出向し、現在、厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課化学物質安全対策室にて勤務しています。厚生労働省では、医薬品の承認・審査、医薬品の副作用対策・救済などの医薬品等の安全性の確保に関わる業務、病院・薬局の診療報酬改定や薬価算定・改定などの医療保険制度に関わる業務及び薬剤師行政の企画・運営など様々な業務が行われています。希望すれば、適切な医療を提供するという行政の立場から、医療に携わることもできます。
 このほかにも、医薬品医療機器総合機構や国立病院機構本部等へ出向することもでき、様々な立場から医療の世界を眺めることができるのも、国立病院機構の特色であり、魅力の1つであると思います。